Twitter、Facebook、BLOG で書くことを考えてみる。
文章を書くことについて少し考えてみる。遙か昔コピーライター*1をしていた頃、大先輩から「しゃべれるから書けると思うな。外国語を学ぶことくらい別のこと」と念を押されました。
書くとは経験が必要であり、基本的にメンドクサイ行為だと思います。でも「BLOGをつづけてみたい」という観点から、やんわりと自分なりに「いまどきの書く」行為について考察してみました。
Twitter・FaceBook・Blog・それぞれサービスの特性とは?
現在は掃いて捨てるほど、文章を書くサービスが存在しています。書くところによって誰に思考内容を伝達しているのか変わってきます。メモなら身近な人に対し、日記なら未来の自分に対し、手紙なら送付する相手に対してのように。
では現在の文字を書くサービスは誰に向けて書いているのか。特性と相手を自分なりに考えてみました。
思いついたことを短い言葉でつぶやく。あまり考えずに瞬間的に書けるのが魅力。最大140文字。匿名性があり、簡単にはじめて簡単にやめることができる。ロックをしなければ誰でも自由に見ることができる。知り合いから全然知らない人まで浅く広く伝えることができる。過去の投稿は見れない。*2
「徹底的にリアル友達とさらに繋がる」というコンセプトに、自分のライフスタイルを記録していく。基本的に個人名で発信する必要がある。他のサービスと違って発言には大いに責任がともなう。長文も書けるけど、あまり適していない気がする。過去の投稿はあまり見やすくない。
Blog
長い文章を書きやすい。記事を貯めていくのがブログなので、カテゴリー別にしたり、関連記事を紐付けたり、過去の記事がとても読みやすい。主に検索エンジンから目的を持ってやってくる人が多い。
どのサービスにどんなことを書いていくべきか。
Twitterでは
自分の使い分けとしては、Twitterは ひらめきやメモや感想などをできる限り短い言葉でつぶやくようにしています。
ジャスティンビーバーとノンスタ井上はどこか同じ臭いを感じる。
— マサル (@afrog) January 23, 2014
Twitterに関しては、2007年から使い続けていることもあって、沢山失敗したおかげで随分メディアとしての特性も身に染みてわかってきました。
簡単につぶやける仕組みがあると、人間は軽はずみな発言が増えがちです。「口はわざわざ災いの元」という観点から、裏アカウントのtwitterをいくつか作って、軽はずみな言葉はそちらにつぶやくことにしています。無責任に言葉を書けるからこそ勢いがあり、後から見返して圧倒的にオモシロイのはtwitterの裏アカウントだったりします。
facebookでは
固有名詞ががっつり出ているし、実際の業務でも連絡網として使っています。まさにリアルのつながりそのものがFacebookに反映しているといえます。リアルつながりの知り合いに情報を伝えることに優れたメディアといえます。つながりのない多くのユーザーに対しての伝播力はほぼ皆無です。Facebookは、目的を明確にして使わないと、それこそ信頼を失う危険性があるメディアと言えるかもしれません。
なるべくFacebookを見れば、どんなことをしている人なのか伝わるようにしています。偽らず媚びず脚色せず、ありのままの自分を(なるべく気をつけながら)発信することにしています。
Blogでは
実は最後にBlogを書いたのが 2011年の4月。ほぼ3年以上もBLOG離れをしていました。主な原因はTwitterやFacebookを導入したためでした。*3
しかしTwitterとFacebookのサービスでは、新たなユーザーに訴求するのが難しいのです。明確な目的を持ってやってくる、新しい人達に向けてメッセージを伝えることができるのがBLOGの最大の特性と思います。
というわけで、まだまだ開始したばかりのBLOGですが、できるかぎり多くの人に役に立つ情報をやんわりと書いていきたいと思っています。よろしくどーぞお願いします。*4